緑内障とは、眼圧の影響により、視神経がダメージを受けて、少しずつ視野が欠けていく病気です。緑内障には、「原発緑内障」「先天緑内障」「続発緑内障」という種類があり、さらに原発緑内障は、「開放隅角緑内障」と「閉塞隅角緑内障」に分けられます。ほとんどの場合、慢性的で、症状は徐々に進行していきます。ただし、急性の場合には、急激に症状が悪化するケースも。日本の成人の中途失明者の、失明原因の第1位とされています。
初期には、ほとんど自覚症状が現れません。進行するにしたがって、視野が欠けていきます。視野の欠損が拡大することで、日常生活に支障をきたすようになることも。最悪の場合、失明に至るケースもあります。
糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、糖尿病神経障害とともに、糖尿病3大合併症の1つとされています。日本の成人の中途失明者の、失明原因の第2位です。糖尿病によって、網膜の血流が悪化して、異常な血管が出現し、出血や網膜剥離などを起こすと視力が低下します。進行すると、失明に至る恐れがある一方、初期にはほとんど自覚症状が現れないため、定期的に検査を受ける必要があります。
初期には、ほとんど自覚症状が現れません。進行するにしたがって、次のような症状が現れます。
など
加齢黄斑変性とは、視覚の重要な役割を担っている黄斑部が、加齢によりダメージを受けて変性する病気です。加齢のほか、肥満、紫外線、喫煙などが原因で起こるケースも。黄斑部のうち、感度が高い中心窩で変性が起こった場合には、深刻な影響がおよぶことがあります。
網膜静脈閉塞症とは、網膜の静脈が様々な要因によって閉塞して、血流が阻害される病気です。血圧の高い高齢者の方に多くみられ、視力の低下、視野が欠ける、ものが歪んで見えるなどの症状が現れます。まったく症状が現れない場合もあります。
アレルギー性結膜炎(花粉症)とは、花粉などのアレルゲンによって起こる結膜炎です。特定の季節にのみ症状が現れる場合もあれば、1年中、ずっと症状が続く場合もあります。当院では、20分で結果がわかる「アレルギーの迅速検査」を行っています。花粉症などのアレルギーでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
飛蚊症とは、視界に、髪の毛、糸くず、ゴミのような浮遊物が飛んで見える状態のことをいいます。主な原因は、眼球の硝子体の濁りです。加齢によって硝子体で濁りが生じるほか、網膜剥離などの病気が原因で起こる場合もあります。
ドライアイとは、角膜の乾燥により、「目が疲れる」「目が充血する」などの不快な症状が現れる病気です。主な原因として、コンタクトレンズの使用、長時間におよぶデスクワークや、パソコン・スマートフォンの使用、空調などが挙げられます。
眼精疲労とは、休息や睡眠をとっても、眼の疲れがとれない状態をいいます。コンタクトレンズの使用、長時間におよぶデスクワーク、パソコン・スマートフォンの使用などが主な原因です。
ものもらい・めばちこは、正式には「麦粒腫・霰粒腫」といいます。麦粒腫と霰粒腫で、現れる症状や、治療方法などは異なります。麦粒腫とは、瞼にある「マイボーム腺」という分泌腺に細菌が入り、炎症を起こす病気です。霰粒腫とは、分泌腺が詰まり、眼の中に脂が溜まって炎症が起こる病気です。 麦粒腫では、多くのケースで点眼薬などにより治療することが可能ですが、霰粒腫では、手術が必要になるケースもあります。
屈折異常とは、角膜と水晶体によって屈折した光が、網膜できちんと像を結ばずに、ピントがずれた状態をいいます。大きく分けて、「近視」「遠視」「乱視」の3種類があります。
コンタクトレンズは、正しく使用しないと眼病の原因となることも。医師の処方を受けて、必ず使用方法を守り、きちんとケアするようにしましょう。
色覚異常とは、色を識別する感覚(色覚)に異常があるため、正常とされる方とは色が異なって見える状態をいいます。症状の程度を把握するために検査を受けて頂くことをお勧めしています。
ご相談はお気軽に
眼のことでお悩みでしたら、奈良市にある石﨑眼科医院まで。まずはお気軽にお問い合わせください。