2020.12.31
2020年も残りわずかとなりました。
本年を振り返りますと、まさにコロナ禍に翻弄された一年となってしまいました。
これまで経験したことのない事態にどう対処してよいのか懸命に試行錯誤をしている間に一年が過ぎてしまったような印象です。
とくに感染が急速に拡大し、緊急事態宣言が発令されるに至った4月末頃には本来必要な検査も制限した時期もありました。
その後は院内換気をはじめとした感染予防対策を徹底することにより、現在は通常通りの診察・検査態勢に戻ることができました。
しかし、緑内障などで継続的な治療が必要な方が受診を控えられて治療が中断してしまうケースも実際に経験し、眼科医療への弊害も実感しています。
最近では低濃度オゾン発生装置も導入し、少しでも感染リスクを抑える努力を今後も随時続けていきたいと考えております。受診が不安な方もまずは一度ご連絡いただければと思います。
一方、白内障手術については、本年1年間の総手術件数は当院の最多件数を更新する数となりました。
このような状況でもやはり見え方の不自由さに対する治療のご希望や必要性が減るわけではないことを痛感し、あらためて感染対策、安全対策を徹底して治療にあたっていきたいと考えております。
来年も鋭意努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。